現在色々なメーカーから調剤薬局向けの医薬品の取り間違いを防止する薬剤監査システム※が販売されています。

このページではそれぞれの機器の特長をまとめています

薬剤監査システムを導入する際の参考になりましたら幸いです!

※調剤監査システム,調剤過誤防止システム,監査支援システム,調剤監査支援システム,調剤監査業務補助システム,調剤秤量監査システム,医療用医薬品処方監査システムなどとも呼ばれます

→薬剤監査システムを使用する事のメリット、デメリットについての記事はこちら

 

画像認識をするタイプ

機種名 機種名(正式名称) メーカー 認識方法 錠数(数量)監査 特長を画像認識 バーコードを
画像認識
複数医薬品
同時監査
写真撮影機能
※1
散財監査対応 在庫管理対応 持ち運び 工事の簡単さ 機器全体の大きさ 価格参考情報(HP記載より) コメント
audit auditBCR
(オーディット)
株式会社コンテック 機器に入れる
(画像認識【特長+バーコード】)
○
(800gまで)
○ ○ ○ ◎ ☓ ☓ ☓ ○
(機器設置、ネットワーク工事必要)
△
専用機器  490(W)×440(D)×662(H) 約30kg
KC-ai KC-ai
小西式薬剤監査支援システム
株式会社タカゾノ 機器に置く
(画像認識【特長+バーコード】)
○
(1,200gまで)
○ ○ ☓ ◎ ☓ ☓ ☓ ○
(機器設置、ネットワーク工事必要)
△
専用機器 380(W)×395【最大520】(D)×471(H) 約27.5kg
監査レンジ 監査レンジ オークラ情報システム株式会社 機器に入れる
(画像認識【特長+バーコード】)
☓ ○ ○ ○ ◎ ☓ ☓ ☓ ○
(機器設置、ネットワーク工事必要)
△
専用機器  400(W)×430(D)×430(H) 約20kg
レンジmini  監査レンジmini オークラ情報システム株式会社 機器に入れる
(画像認識【バーコード】)
☓ ☓ ○ ○ ◎ ☓ ☓ △
(画面のみ可)
○
(機器設置、ネットワーク工事必要)
△
専用機器  280(W)×370(D)×265(H)  約5kg
(タブレットPC含む)
監査レンジと比べて、コンパクト
cube.i 薬剤鑑査システムcube.i
(キューブ.アイ)
Cube imaging inc 機器に入れる
(画像認識【特長】)
○
(480gまで)
○ ☓ ☓ ◎ ☓ ☓ ☓ ○
(機器設置、ネットワーク工事必要)
△
専用機器  300(W)×300(D)×300(H)  約8kg
proofit proofit
(プルーフィット)
富士フイルム株式会社 機器に置く
(画像認識【OCR+バーコード】)
△
(厚さで測定)
△
OCR(文字認識)
○ ☓ ◎ ☓ ☓ ☓ ○
(機器設置、ネットワーク工事必要)
△
専用機器  420(W)×315(D)×274(H) 約10kg
 ダブルチェック ダブルチェック 株式会社メディポリ 機器に置く
(画像認識【特長+バーコード】)
☓ ○ ○ ☓ ◎ ☓ ☓ ☓ ○
(機器設置、ネットワーク工事必要)
△
専用機器  210(W)×290(D)×450(H) 約5.8kg
(突起物を除く)
一人薬剤師が営む小規模の調剤薬局でも
十分に購入できる価格帯
レセコン連動なし
でも利用可能

バーコードをスキャンするタイプ

機種名 機種名(正式名称) メーカー 認識方法 錠数(数量)監査 バーコードの
読取性能※2
写真撮影機能
※1
散財監査対応 在庫管理対応 持ち運び 工事の簡単さ 機器全体の大きさ 価格参考情報(HP記載より) コメント
 MediMonitor MediMonitor
(メディモニター)
メディカルフィールズ株式会社 バーコードをスキャン
(Androidスマホ・タブレットの内蔵カメラ、
固定,移動型リーダー【有線,無線】)
○
(6,000gまで)
※3
◎
※3
◎ ○ ○ ◎
(一体型+
有線,無線接続可)
◎
(レセコン設定のみ、機器設置不要)
◎
Androidスマホ・タブレット+バーコードリーダー※3
+電子はかり※3
工事不要! 初期費用無料!
月々5,000円(税抜)のみ!
何台使用しても追加料金なし!
クラウド管理
(個人情報削除機能あり)
Meding Meding.監査MC
(メディング)
株式会社メディング バーコードをスキャン
(Androidスマホ・タブレットの内蔵カメラ)
☓ ○ ○ ☓ ○ ◎
(一体型)
◎
(レセコン設定のみ、機器設置不要)
◎
Androidスマホ・タブレット
新規モバイル端末購入不要 レセコン内にデータ保存
missnon missnon(ミスノン) 株式会社メディナビ バーコードをスキャン
(iPod touchの外付ジャケット)
☓ ○ ○ △
オプションで
対応可
○ ◎
(一体型)
◎
(レセコン設定のみ、機器設置不要)
◎
iPod touch+ジャケット(AsReader2)
クラウド管理
PICKING GO PICKING GO
(ピッキングゴー)
アサイクル株式会社 バーコードをスキャン
(iPod touchの内蔵カメラ、外付ジャケット)
☓ ○ ○ ☓ ○ ◎
(一体型)
◎
(レセコン設定のみ、機器設置不要)
◎
iPod touch+ジャケット(AsReader2)
台数不問
従来のモノと比べ1/2~1/4
クラウド管理
EveryPick EveryPick
(エブリピック)
株式会社ファルモ バーコードをスキャン
(iPhoneの内蔵カメラ)
☓ ○ ○ ☓ ○ ◎
(一体型)
◎
(レセコン設定のみ、機器設置不要)
◎
iPhone
台数不問
月8,000円
クラウド管理
OkusuriAI OkusuriAI ゲルテック株式会社 バーコードをスキャン・AI画像認識
(iPhoneの内蔵カメラ)
△
(画像認識)
○ ○ ☓ ☓ ◎
(一体型)
◎
(レセコン設定のみ、機器設置不要)
◎
iPhone
手軽な高機能を
月額10,000円(税別)で
クラウド管理
処方箋読取機能(QRコード、OCR)
GS1チェッカー GS1チェッカー LIMITED
(GS1照合システム)
株式会社湯山製作所 バーコードをスキャン
(iPod touchの外付ジャケット)
☓ ○ ○ ☓ ☓ ◎
(一体型)
◎
(レセコン設定、アクセスポイント 、
ネットワークハードディスク設置のみ)
◎
iPod touch+ジャケット(AsReader2)
NEW PORIMS NEW PORIMS
(ニューポリムス)
株式会社湯山製作所 バーコードをスキャン
(iPod touchの外付ジャケット)
☓ ○ ○ ☓ ☓ ◎
(一体型)
○
(PC設置必要)
◎
iPod touch+ジャケット(AsReader2)
ミスゼロ子 ミスゼロ子  株式会社クカメディカル バーコードをスキャン
(ハンディターミナル)
☓ ○ ☓ △
専用機器設置で
対応可
○ ◎
(一体型)
○
(PC設置必要)
◎
ハンディターミナル(DENSO BHTシリーズ)
ハードソフト含めて155万~
正
(Tadashi)
ピッキングシステム「正」
(Tadashi)
株式会社グッドサイクル バーコードをスキャン
(ハンディターミナル)
☓ ○ ☓ ☓ ☓ ◎
(一体型)
○
(PC設置必要)
◎
ハンディターミナル(Casio DT-5200シリーズ)
通 常 価 格¥1,200,000 期間中超特価¥800,000-
※別途、保守料が発生
Pic-Che Pic-Che
(ピクチェ)
株式会社タカゾノ バーコードをスキャン
(ハンディターミナル)
☓ ○ ☓ ☓ ☓ ◎
(一体型)
○
(PC設置必要)
◎
ハンディターミナル(キーエンス BT-1000 シリーズ)
Taker-SS Taker-SS
(調剤過誤防止システム) 
株式会社佐賀電算センター バーコードをスキャン
(ハンディターミナル)
☓ ○ ☓ ☓ ☓ ◎
(一体型)
○
(PC設置必要)
◎
ハンディターミナル
Retriever(在庫管理システム)
のオプション
F-WAVE 計数調剤管理システムF-WAVE 株式会社トーショー バーコードをスキャン
(ハンディターミナル)
☓ ○ ☓ ☓ ☓ ◎
(一体型)
○
(PC設置必要)
◎
ハンディターミナル
ATTELNO2 ATTELNO2
(アテルノ2)
株式会社タカゾノ バーコードをスキャン
(固定,移動型リーダー【有線】)
○
(2,200gまで)
◎ ○ ☓ ☓ ☓ ○
(機器設置、ネットワーク工事必要)
△
専用機器  376(W)×235(D)×426(H)  約12kg
Barrera 最終鑑査支援装置Barrera
(バレラ)
株式会社湯山製作所 バーコードをスキャン
(固定,移動型リーダー【有線】)
○
(600gまで)
◎ ◎ ☓ ☓ ☓ ○
(機器設置、ネットワーク工事必要)
△
専用機器  405(W)×260(D)×537(H) 約13.5kg
C-correct II 処方調剤鑑査システムC-correct II 株式会社トーショー バーコードをスキャン
(固定型リーダー,移動型リーダー【有線】※5)
○
(2,200gまで)
※5
◎ ○
※5
○ △
(棚卸のみ)
☓ ○
(機器設置、ネットワーク工事必要)
△
専用機器 244(W)×198(D)×434(H) 約4kg
DRASS DRASS
(ドラス)
株式会社ワンズ・システム バーコードをスキャン
(固定型リーダー)
○
(480gまで)
◎ ◎ ☓ ☓ ☓ ○
(機器設置、ネットワーク工事必要)
△
専用機器  300(W)×300(D)×350(H) 約8kg
スタンダード
P-HOT バーコード監査システムP-HOT ピーホット株式会社 バーコードをスキャン
(固定,移動型リーダー【有線,無線】)
☓ ◎
※4
○ ☓ ☓ ○
(有線,無線接続)
○
(Windows設置必要)
○
WindowsPC+バーコードリーダー
価格の面からも、もっと身近に!
初期導入費用無料!専用機器不要!
GOHL GOHL Picking Tablet
(ピッキング監査システム)
株式会社シンク バーコードをスキャン
(移動型リーダー【無線】)
☓ ○ ○ ☓ ☓ ○
(無線接続)
○
(Windowsタブレット設置必要)
○
Windowsタブレット+無線リーダー
必要にして十分な機能を保有しつつ、
安価な導入費用を実現しました
ファーミー ファーミー
(ピッキング監査システム)
株式会社モイネットシステム バーコードをスキャン
(移動型リーダー【無線】)
☓ ○ ☓ ☓ ☓ ○
(無線接続)
○
(Windowsタブレット設置必要)
○
Windowsタブレット+無線リーダー
安価で手軽に投薬監査 ファーミーのオプション

 

※1 自動的に監査履歴を撮影する機能がある場合は◎にしております
※2 難読、高速読込に対応したバーコードリーダーを利用可能な場合は◎にしております 参考:バーコードリーダーの性能一覧
※3 必要なら追加することができ、複数機種より選択して使用する事が可能です
※4 複数機種のバーコードリーダーより選択して使用する事が可能です
※5 オプションで追加可能です
弊社調べ ※最新情報は直接、各社にお問い合わせ下さい
 

 

薬剤監査システムを選ぶためのポイント

 

 

・医薬品種類の判別方法について

機械に医薬品をどのように認識させるかは監査の快適さに直接影響します!医薬品の種類を判別する方法は主に以下の2種類に分かれます。

 

1.医薬品を機器内蔵のカメラで撮影し、画像認識によって判別するタイプ

2.医薬品や箱に印字されたバーコードをスキャンする事で判別するタイプ

 

 

1.医薬品を機器内蔵のカメラで撮影し、画像認識によって判別する機器について

弊社が調べたところ現在7製品、カメラで撮影し、その後の画像認識で種別の監査ができる監査機器が発売されています。

画像認識のスタイルには大きく分けて3種類あります。

・形の特徴を認識して判断する
・文字認識(OCR)して判断する
・医薬品のバーコードを利用して判断する

画像認識タイプの特徴として機器によって認識の速度や品質、得意不得意にかなりムラがあります。購入する際はデモで、納得のいった製品を購入することをお勧めします。

 

 

画像認識タイプのメリット

・薬を取って、並べるだけで監査ができる

→バーコードをかざす手間が掛からないので楽

 

・バーコードがついていない医薬品も監査できる(形の特徴で画像認識をする機種の場合)

→少ない錠数の場合などで、バーコード部分を取ってしまった時の監査に便利です。

 

・自動的に写真を残してくれる

→これは画像認識タイプのすべての監査機器で対応しております。これをするだけで患者さんからのクレームに対応できるので素晴らしい機能です。

 

画像認識タイプのデメリット

・非常に高額なことが多い

→初期で100万円以上、毎月のメンテナンス費に1万程度はかかる機器が多いと思います。もちろん契約にもよるのですが、最近出てきたクラウド型の監査システムに比べると非常に高額になります。

 

・機器自体が大きい

→どのメーカーの機器であっても、かなり大きいです。小さな薬局では物理的に置くことが出来ない場合があり、また大きな店舗でもかなり場所を取ります。

 

・正解なはずなのに不正解と出ることが多少ある

→正しい医薬品を監査しているのに間違っていると表示される事があります。特に複数医薬品の監査をした場合不正解とよく出ます。使用状況や環境にもよりますが

20回監査に1回程度のエラー

は出ると思ったほうがいいです。

 

・間違っているのに正解と出る事がある

→あまり件数自体は少ないのですが、不正解であったのに正解と出た例もありました。特に似たようなヒートだと出る事があります。ただ、まれな例ではあります。

 

・不正解時の並びなおしが面倒くさい(複数監査対応機種に多い)

→これは複数同時監査時によく起こり(複数だと画像認識エラーと重量エラーが出やすいため)、その場合だと特に面倒くさいです。医薬品ごとに整理整頓してトレイに並べるなどの手間がかかり、1度で完了する予定だった監査が2度、3度することになったりします。特にチューブ類などはカメラに見やすいように位置を揃えるなど、正解になりやすいよう工夫する手間があります。

 

・外用の重量監査はエラーが特に多い(重量監査が出来る機種の場合)

→外用は重量エラーが出やすいので何度もやり直したりする事が多かったです。重量が大きい医薬品や、軽すぎる医薬品は同時ではなく1種類ずつ監査を行うため時間がかかることが多いです。

 

・監査する時に、ワンテンポ遅れる(これは機器によって大きく異なります)

→監査をするときにスグに医薬品を移動させることができなく、本当に少しですが、待つ必要があります。普段はそこまで気にはならないのですが、急いでいるときは少し気になります。

 

・監査するために渋滞することがある

→すべての医薬品の監査が終わったら投薬に行くという運用が多いのですが、何度もエラーと出ると、他の方が監査できなくなり監査待ちが発生することがあります。

 

・監査をする場所まで移動する必要がある

→特に沢山の医薬品を監査する場合、医薬品の置く場所に困ることがありました。カゴに入れて運ぶことが多かったのですが、カゴに入らない沢山の外用品がある場合、何度も監査機器の設置場所まで往復する必要があります。

 

画像認識タイプの機器についてはやはりバーコードをかざす必要がないというのは非常に大きなメリットになります。楽だと思います。

クセがあるので、それに慣れ対処方法が分かってくると、とても使いやすいと思います。

 

 

2.医薬品や箱に印字されたバーコードをスキャンする事で判別する機器について

弊社が調べたところ現在17製品、バーコードをスキャンすることで医薬品を判別する監査機器が発売されています。

バーコードスキャンタイプの特長は持ち運びしやすい小型機が多いという特長があります。

また画像認識タイプに比べて機器の間でのバーコードのスキャンの性能による違いは少ないです。

 

バーコードタイプのメリット

・安価で導入しやすい

→画像認識タイプより安価で導入できる事が多いです。またメーカーによっては初期費用が完全に無料の場合もあります。クラウドタイプのメーカーは価格が安い事が多いです。

 

・工事が簡単

→機器によりますが、クラウドタイプだとレセコンに設定をするだけで使用でき、配線工事などは必要ない事が多いです。

 

・小型な機種が多い

→大型な機種もありますが、小型で持ち運びしやすい機器が多く、小さな店舗でも導入しやすいです。

 

・医薬品自身にバーコードが付いているので、導入の際や運用時に手間があまりかからない。

→数年前までは医薬品にバーコードが付いていなく、煩雑なことが多かったのですが今は、ほぼ全ての医薬品にバーコードが付いているのでとても便利です。

 

・機器によってはバーコードの認識がよく、画像認識のタイプより早く監査を完了できる

→処方箋の内容と機器によるのですが、医薬品の数が少ない処方の場合、画像認識のタイプより早く監査が完了できることが多いです。ただ、持ち運び可能な小型機はバーコードの読取りが少し悪い事が多いです。

 

・監査台まで移動する必要がない(持ち運び式のみ)

→大型の機器だと、機器の設置場所まで行き監査をする必要があるのですが、持ち運び式の小型機だと、どこでも監査できるので無駄な移動をしなくてすみます。

 

・小型機では複数台運用が多いので監査待ちが発生することが少ない。(持ち運び式に多い)

→1台の監査機器では一度に大勢の患者さんが来た場合、監査待ちの渋滞が発生することがあります。機器や運用方法によって違うのですが、小型機だと複数台での運用をすることが多いので、監査待ちが発生することが少ないです。

 

・バーコードが誤認識することは、ほぼない

→実務的な範囲で誤認識したことは、ほぼないです。産業技術総合研究所のデータでは3,000,000回に1回程度は間違えるとのことです。

 

バーコードタイプのデメリット

・取得した医薬品にバーコードの部分がない場合、面倒くさい

→機器や運用方法によって違うのですが、取得した医薬品にバーコード部分がない、バーコードが途中で切れていたりした場合、もう一度同じ医薬品を取り直したり、箱のバーコードを用意する必要があったりし、作業が煩雑になりやすいです。

 

・バーコードが反応しないことがある

→きちんとバーコードにかざしているのに反応しないことがあります。認識がうまくいかない場合は、やはりイライラします。

 

・数量監査ができない機器が多い(持ち運び式で多い)

→弊社の調べた範囲では、持ち運び可能な小型機タイプで数量監査が出来る機種はMediMonitorのみです。設置式の大型機では数量監査に対応していることが多いです。

 

・バーコードの認識にクセが強い(持ち運び式で多い)

→持ち運び出来る小型機に多いのですが、特定の医薬品で認識しやすい角度があったり、特定の医薬品ではヒートより箱のバーコードをかざす方が良いなど、独特のルールを覚える必要があります。

 

・立ち上がるのに時間がかかる(持ち運び式で多い)

→スグに監査を始めたいのにシステムが起動するまで監査ができない事があります。また、起動時にユーザー認証をしないと使えない機器もあり、ログイン作業が煩雑だと感じることが多いです。

 

・電池を充電する必要がある(持ち運び式のみ)

→小型機はたいていの場合ポケットに入れて使う事が多いので、ポケットに入れたまま充電を忘れて使えなくなるみたいなことが起こります。

 

・小型の場合、紛失することがある(持ち運び式のみ)

→カゴに入れたまま片付けるのを忘れるなど、行方不明になることがあります。探すのでしばしば時間を取られます。

 

・壊れないか不安(持ち運び式のみ)

→特に小型機の場合、落とした時に液晶が割れていないかなど、不安になります。

 

・通信が不安定になることがある(持ち運び式のみ)

→あまりないのですが、たまに通信が不安定になってシステム自体が動かなくなったりします。

 

バーコードタイプについては、機器によりますが安価で小型でどこでも監査が出来る事がメリットになります。

機器によってはバーコードリーダーの認識が非常に早く、また監査だけでなく在庫管理ができたりと、監査以外の薬局業務にも役に立ちます。

 

 

 

・数量監査の対応について

医薬品の「数」も正確に監査するための、電子はかりを使用した重量監査や、医薬品の厚さを認識した数量監査が出来る機種もあります

電子はかりの対応重量が測れる医薬品の数に直接影響しますので、特に外用品が多い場合は重量の大きい電子はかりに対応している監査システムを選ぶと良いです。

 

※電子はかりを利用した重量監査イメージ(機器によって異なります)

あらかじめ登録された医薬品1錠あたりの重量から、処方箋に記載された錠数を掛けて、合計の重量を算出します。その算出した重量と電子はかりに乗せた時の医薬品の重量が一致していれば、正しい錠数であると判断できるという仕組みです

 

また、医薬品の「厚さ」を横方向からのカメラで認識し、そこから数を求める機器もございます。

しかし正直なところあまり精度はよろしくなく、作業は煩雑です。そのため、数量監査をキチンとするなら電子はかりによる重量測定が可能な機種をオススメします。

 

数量監査をする場合のメリット

・ピッキング時の数量間違えがほぼ無くなる

→数量間違えは薬剤間違えの次に多くある調剤ミスです。種別だけでなく、数量についてもミスが無くなれば、調剤業務での多くのミスが減ることになります。

 

・レセコンでの医薬品数量の入力ミスに気づける

→レセコンでの医薬品の数量について、入力ミスをすることは多いです。数の監査時にエラーが出るので間違いに気付くことができます。

 

数量監査をする場合のデメリット

・作業時間が増える

→バーコードタイプですと、ハーコードをかざしてから電子はかりに乗せる必要があり、作業が増えます。画像認識タイプですと、種別監査と同時に行ってくれる機器もあり、その場合でしたら特に手間は特に増えません。

 

・外用品の場合、大きすぎて数量監査が出来ない場合がある。

→機器によりますが、大きな医薬品の場合は監査が出来ないことが多いです。薬局で外用の処方が多い場合は重量の大きい電子はかりに対応している監査システムがオススメです。

 

 

 

・写真を自動的に撮影出来るかについて

医薬品監査時の写真を自動的に撮影出来る機種と、手動で撮影できる機種があります。

特に患者様からのクレームが多い店舗では自動的に監査時の写真を撮影出来る機器をおすすめします!

理由としては、患者様からお薬が入っていなかったなどのクレームが有った時などに、写真付きの監査履歴を見せると大抵の場合は納得して頂けます(もちろんそれでもクレームを言う患者様はいますが)

写真付きは証拠としての価値が大きいです。これは裁判になった場合でも非常に有効です。

 

 

 

・機器の大きさについて

薬局によっては物理的に置くスペースがなかったりし、機器を置けない場合があります。事前に設置場所をよく確認する必要があります。

また機器によっては、パソコン用のスペースが必要であったり、ネットワークの工事が必要である事がありますので、そちらも確認すると良いです。

 

 

 

 

・機器の価格と維持コスト

経営者や管理者にとっては一番大きな問題かもしれません。機器によって大きく差が出るところでもあるので一概には言えませんが、クラウドタイプの監査システムは安い傾向があります。

また、運営会社が信用できるかもキチンと判断する必要があります。

特にクラウドに個人情報を送信する場合は個人情報の取り扱いがどの様になっているかなど、よく確認する方が良いです。

 

・画像認識タイプ

→初期費用に約100万円程度~ 月の保守費に1万円程度

 

・バーコードタイプ(クラウド)

→初期費用0円(自分で端末を用意する場合)~ 月の保守費に5000円~

 

・バーコードタイプ(ハンディ、その他)

→初期費用に約80万円程度~ 月の保守費に1万円程度

※機器によって大きく違いますので参考程度です!

 

 

いかがでしょうか
それぞれ機器にメリットとデメリットがありますので、それぞれの薬局に合った監査システムを選ぶようにしてください!

 

 

→薬剤監査システムを使用する事のメリット、デメリットについての記事はこちら

 

MedicalFields社では調剤監査システムの販売を行っております。
→当社の調剤監査システムについての詳しい情報はこちら

 

  MediMonitor無料ダウンロード