MediMonitorで重量監査をするためには、以下の3つの事を行う必要があります
1.電子はかりなどの必要機器の購入
2.電子はかりの設定
3.アプリの設定
1.電子はかりなどの必要機器の購入
必要なもの
・シリアル端子(RS-232C)搭載のA&D社のEK-iシリーズの電子はかり
・RS-232Cストレートケーブル
・Bluetoothシリアル変換器またはUSBシリアル変換器+USB-OTGアダプタ
・MediMonitorに対応している電子はかり一覧
・電子はかりとAndroid接続機器をつなぐケーブルについて
電子はかりとBluetooth-シリアル変換器またはUSB-シリアル変換器はクロスタイプではなくストレートタイプが必要になります
ご購入の際はお気をつけください
・Androidとの接続機器について
Bluetoothで接続する方法とUSB-OTGで接続する方法があります。
当社では
・ほとんどの端末ではUSB-OTGを利用しながら給電ができない
→つまり電子はかりを利用するために充電ケーブルとUSBを抜き差しする手間が増える
・電子はかりと物理的に接続するため端末の移動ができなくなる
・端末によってはUSB-OTGに対応していない
などの理由でBluetoothでの利用をおすすめしております
・MediMonitorに対応しているBluetooth-シリアル変換機器一覧
当社では上記の2機種に関して動作確認をしております
BTS4004C2Pを使用する場合は直輸入になるため自己責任でご使用ください。
Parani-SD1000を使用する場合には別途USB電源が必要になります!
・MediMonitorに対応しているUSB-シリアル変換機器とUSB-OTG
※当社ではBluetoothでの利用をお勧めしております
USB-OTGを使用するときはAndroidがOTG対応しており、コネクタ形状がUSB TypeCかMicro USBのどちらかであるかをよくご確認ください
コネクタ形状がUSB TypeCの場合:OTG-TypeC
コネクタ形状がMicro USBの場合:OTG-microUSB
また端末によっては充電対応と記載のあるOTGアダプタであっても充電されない事もあるので購入するOTGアダプタの対応状況をよくご確認ください
2.電子はかりの設定
電子はかりに対しては以下の3つの設定が必要です。
①.prtを0に設定([データ出力モード]を[ストリームモード]にする)
②.bPSを2に設定([ボーレート] を[9600 bps]にする)
③.btPrを2に設定([ビット長、パリティ]を[8 ビット、パリティなし]にする)
設定はEK-iシリーズ共通です
①.prtを0に設定([データ出力モード]を[ストリームモード]にする)
②.bPSを2に設定([ボーレート] を[9600 bps]にする)
③.btPrを2に設定([ビット長、パリティ]を[8 ビット、パリティなし]にする)
※正しく設定出来ているかの確認
以上の画面と数字が同じならば正しく設定されています
3.アプリの設定
アプリの設定の前に次のように電子はかりとシリアル変換器を接続して下さい。
以上のように電子はかりとケーブルとシリアル変換器の接続が行ったら後、アプリでの設定を行って下さい
・Bluetooth-シリアル接続の場合
※Bluetoothへの接続が何度も失敗する場合
シリアル変換器の電源を抜く→10秒ほど待つ→電源を差し直す
を行った後、こちらの設定より最初からやり直して下さい
また他のAndroid端末ですでに接続している場合は接続することはできません
・USB-シリアル接続の場合
USBシリアル変換器接続の場合、接続したら認識されるためアプリ側で特別な設定は必要ありません
※電子はかりへの設定はする必要があります!
認識の確認は[周辺設定]→[電子はかり]より[電子はかりとの接続方法設定]をタッチして頂き、[USBシリアルケーブル]を選択するとUSBの接続状況が表示されます
重量監査の確認画面が出た場合は[重量監査を有効にする]をタッチして下さい
以上で設定は完了です